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家族の会「東京」に参加して☆

5/26(土)

元NHKのアナウンサーの塚本堅一さんを講師にお招きしました。
薬物依存症からの回復プログラムに取り組まれてきた過程を、当事者として、ご自身の回復に向けての心の持ち方が段階的に変化・進展していく様子を、本当に丁寧に、分かりやすく紹介していただきました。
依存症当事者の回復過程での、当事者の気持ちの変化などをじっくりと聴かせていただく初めての機会となり、大変、勉強になりました。
回復へのステップは、ギャンブル依存症の場合も共通するのだと、改めて認識しました。

私が受け取ったポイントは4点。

1 家族の受け入れ
お姉さんが、薬物に走ってしまった塚本さんを非難するのではなく、そのまま受け入れてくれたこと。塚本さんの味方として、それぞれが自立した考え方の中で、寄り添ってくれたことが、塚本さんが自分自身を見つめ直して、回復プログラムへの取り組む気持ちにさせてくれたこと。
親子、兄弟、夫婦、それぞれの立場で、イネイブリングにならないよう慎重な対応が必要です。

2 キーパーソンとの出会い
キーパーソンとは田中紀子さん。田中さんとの出会い、直接の面談で「大丈夫!」との励ましの下、自分の気持ちを存分に話して、聴いてもらえたこと。辛い自分の気持ちを話せること、聴いてもらえることが、こんなに楽になるのかと気付かされたということです。
依存症当事者の気持ちを、広い心で「聴く」ことは本当に大切なことです。

3 共感できる仲間
自分を正直に出して、語り合える仲間がいることが、どれだけ心強いことかということ。
自助グループや回復支援施設での、同じ課題を抱える仲間との腹を割っての語り合いは、回復へ取り組む過程で、大変重要な要素です。

4 依存症回復の最終目的
イギリスのジャーナリスト、ジョハン・ハリ氏の言葉「アディクション(依存症)の対極にあるのは、コネクション(人とのつながり)」を紹介。
依存症からの回復の最終目的は、人間関係の回復であること。依存症からの回復とは、人とのつながりを大切にして、新たな人生を歩み出すこと。

最後に、「失敗しても大丈夫、人生、二毛作も三毛作もあるよ」という小池一夫さん(漫画作家)の言葉を引用され、新しい人生に向けての心構えを紹介していただきました。

塚本さんの講演の後、塚本さんも交えて、参加者みんなで分かち合いをしました。
40名近い参加者で、ビギナーさんからの話の他、皆さんから塚本さんの講演に対する感想や、皆さんの近況報告等で、予定時間目一杯の充実した分かち合いとなりました。
皆さん、ありがとうございました。

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東京都在住 えむ


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